スマートウェイ07…最新のITS技術をデモンストレーション

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最新のITS技術を使って、見通しの悪いカーブの先にある渋滞などをいち早く知ることができるデモンストレーション「スマートウェイ2007」が、14日より17日まで首都高速道路で行われている(デモ走行への参加は締め切り済み)。

これはETCでも使われているDSRC技術を用い、道路とクルマを通信で結んで画像や音声によって安全かつ快適な運転を実現することを目的としたもの。このイベントに参加したのは、自動車メーカー、電機メーカーをはじめとする31社。

従来のように情報センターから渋滞情報などを一律に送信されるものと違い、車両側からも位置情報を発信して情報の流れが双方向となる。端末に使われるDSRCでは最大で24kバイト、通常時で6kバイト程度の通信が可能となり、TTS(Text to Speech)による音声情報サービスも実施。そのため、事故につながりそうな道路状況を音声や画像、文字情報でリアルタイムで提供可能となる。

一足早くメディアに公開されたデモ走行では、DSRCによる警告案内と、地図データに基づいた警告案内、DSRCによる駐車場での料金決済、そしてDSRCを使ったインターネットの接続の系4つのカテゴリーが披露された。

まず首都高速に入るとDSRCによって進行方向の主な地点までの距離と所要時間情報が提供され、首都高速の合流地点手前では合流車がいるとカーナビ上にその警告を画像と音声で案内を実施。トンネルに近づくと、トンネル内情報を事前にリアルタイム静止画と音声による案内も実施されたが、実映像では状況把握がしづらい感じもした。また、地図データに収録された警告も行われたが、これはリアルタイムの情報でないことを把握できるよう、案内の背景色を違えて表示する工夫もされていた。

一方、駐車場の料金精算はETCカード(ハイブリッドタイプ)でそのまま利用することが出来た。駐車場に入る際は、DSRCで利用するかどうかをカーナビ上で選択することが求められるものの、出場するときは一旦停止はあっても自動的に駐車料金がカーナビ上に表示され、スムーズな出場ができた。

また、駐車場内で可能となっていたインターネット接続も、カーナビ内のブラウザを利用することで700kbps前後の速度は確保できているので、サクサク感は充分感じされるとのことだった。

国土交通省では年内には首都高速でサービスを開始し、08年度の早い時期に阪神高速道路と名古屋高速道路で実証実験をした後、一般向けサービス提供に切り替える予定。その後、一般道への普及もめざし、10年度頃には交通事故多発地帯を中心に全国でサービスを展開する予定としている。
《会田肇》

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