HKSの8月期連結決算…最終赤字に転落

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HKSが発表した2007年8月期の連結決算は、最終損益が1億6600万円の赤字に転落した。

売上高は前年同期比2.1%増の83億5700万円と順調に推移した。国内の自動車メーカー向けの部品売上げはマイナスとなったものの、米国が新製品投入効果で増加したほか、タイから周辺諸国への輸出が好調で増収となった。

収益面では、生産調整のための工場の操業度の低下、素材価格上昇による収益率の悪化、米国の利益率低下などから、営業損益が前年同期の1億8700万円の黒字から、4700万円の赤字に転落した。経常損益も900万円の赤字だった。さらに、減損損失による特別損失の計上や役員退職慰労引当金にかかわる繰延税金資産の減少で、最終赤字は1億6600万円となった。

2008年8月期の連結業績見通しは、売上高が同4.1%増の87億円、営業利益が4億円、経常利益が4億円で、最終利益が2億3000万円と黒字転換する見通し。

《レスポンス編集部》

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