アレクサンダー・ブルツの引退を受けて、チームのテスト兼リザーブドライバーである中嶋一貴が最終戦ブラジルGPに出場することが正式にウィリアムズ・チームから発表された。
中嶋は今年のGP2でルーキ・オブ・ザ・イヤーに輝く活躍を見せる傍ら、ウィリアムズのテストドライバーとして「FW29」で7000km以上のテストマイレッジをカバー。また金曜テスターとして今シーズン5戦に出場した。
「この機会を与えてくれたチームに感謝している。上海でも金曜日に走ることができたし、マシンのことは充分に知っていると思う。このチャンスを両手でしっかりとつかみ取り、チームが僕に示してくれた信頼を力強いパフォーマンスで返したい」と、抱負を語る中嶋。
ただし、ウィリアムズ側では今回のデビューが2008年のレギュラーシートに直結するものではないとコメントしている。