速度超過が原因で逸脱、7人が死傷

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9月30日深夜、福島県郡山市内の国道49号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車と正面衝突。後続のクルマ2台も事故に巻き込まれた。この事故で逸脱側のクルマに乗っていた4人が死傷。対向側の3人も重軽傷を負っている。

福島県警・郡山署によると、事故が起きたのは9月30日の午後11時40分ごろ。郡山市田村町田母神付近の国道49号を走行していた乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突。対向車線で立ち往生した2台に対し、避けきれなかった後続車2台が追突する二次被害も発生した。

この事故で逸脱側のクルマは大破し、後部座席にシートベルト未着用で同乗していた2人が車外放出などで全身を強打して死亡。助手席に同乗していた1人を含む2人が骨折などの重傷を負った。対向車の運転者3人も骨折や打撲などの重軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

警察ではクルマを運転していた21歳の男を自動車運転過失致死傷の現行犯で逮捕。調べを進めている。

現場は片側1車線。雨によって路面が濡れた状態だったが、警察では速度超過が事故の主因と推測している。

《石田真一》

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