【トヨタ マークXジオ発表】新次元の美しさ

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トヨタ『マークXジオ』のエクステリアデザインは、今までの3列シート車にはなかったフォルムと上質感を感じさせてくれる。

立体駐車場の利用を可能とするために全高は1550mmに抑えられているのだが、Aピラーが前方まで伸びたキャビンフォワードのフォルムは躍動感があり、低い全高を感じさせない存在感がある。

サイドビューもウインド全体にメッキのモールが装着されており、上級セダンのような質感を演出。そして通常、このような3列シート車では直立してデザインされることが多いCピラーも、大きく前方に傾斜しており、セダンのような高い剛性感を与えてくれる。

フロントマスクも大径タイヤを包む込むように膨らんだフェンダーラインや、シャープな造形のヘッドライトが力強さをアピールしている。

チーフエンジニアの杵築邦昌さんは「マークXジオのエクステリアデザインはセダンと3列シート車、柔らかさと硬さの面造形など、相反する要素を調和させることで新たな価値や美しさを表現しています。その結果、従来の3列シート車にはない、新次元の美しさ持ったデザインに仕上がったと思います」と話す。

確かにマークXジオのエクステリアは、ひと目でそれとわかる個性と存在感がある。ボンネットフードのXマークは、少し大きすぎるような気がするが、全体的には見どころの多い美しいスタイルだ。

《岡島裕二》

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