トヨタ車体は28日、ミシシッピ工場の建設場所をリー郡ボールドウィン市に決定したと発表した。現地時間の25日に記者発表した。
現地で記者発表に臨んだ水嶋敏夫社長は「ミシシッピ州政府の温かい歓迎とサポートに感謝します。私どもは、企業活動を通じて、地域の発展に貢献していきたいと考えています」と述べた。地域社会への貢献活動の第一歩として、同市教育委員会に2万ドル(約230万円)を寄付した。
トヨタ車体は、トヨタ自動車がミシシッピ州に新車両工場を建設することに合わせ、同州に自動車用プレス・溶接部品、樹脂部品を生産する新会社「オートパーツ・マニュファクチャリング・ミシシッピ」を設立し、2010年ころの稼動を目指す。