アイシン・エーアイは、トヨタ自動車が発売した新型『ランドクルーザー』向けの高容量FR用トランスファ「TN2」の生産を開始したと発表した。
トランスファは、エンジンからトランスミッションを介して伝達された動力を、前後輪に分配する装置。新型ランドクルーザーに採用された製品は従来製品に比べ軽量、コンパクトで、高トルクの伝達を実現する。
この高容量FR用トランスファは、今年2月に北米で販売を開始した『タンドラ』にパートタイム式が搭載されている。今回の新型ランドクルーザーにはフルタイム式が搭載された。
高容量FR用トランスファは、2008年度には国内、海外合わせて年間30万台規模での販売を目指している。今後、この製品を同社のトランスファの主力商品として、さらなる拡販を推進するとしている。