アルプス社は、次世代地図サービス実験サイト「アルプスラボ」で、インターネット関連の技術者向けに、非商用利用であれば無料で利用できる地図関連のAPI(アプリケーション・プログラミングイン二ーフェイス)を20日から公開すると発表した。
今回のAPI公開で、外部の技術者が、ウェブサービスやサイトの開発を行う際に、アルプスラボのコンテンツデータベースやアルプスラボで提供している機能を、自由に活用できる。
アルプスラボでは、ブログ、写真、ウェッブサイト、ルート、ビデオなど、投稿されたユーザー作成のコンテンツを地図上で他のユーザーと共有するサービスを提供している。このサービスに投稿された位置情報付きのさまざまなコンテンツを検索し、XML形式で取得することができる。
また、アルプスラボのサービスのひとつ、「プリント」のAPIで、任意の場所や縮尺の地図を、1枚絵やミニ地図帳のPDFで取得することができる。 このほか、「ルート」で標高グラフに利用されている任意の位置の標高をXML形式で取得することができる。
同社はアルプスラボのAPI公開を通じ、技術者によって自由なアイデアでユニークな新サービスやウェブサイトが構築されていくことを支援するとしている。