トヨタの渡辺社長、07年の国内販売目標の達成は厳しい状況にある

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トヨタの渡辺社長、07年の国内販売目標の達成は厳しい状況にある
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トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は18日に行われた新型『ランドクルーザー』の発表会で、今年の国内販売について触れ、「当初の計画を目指していきたいが、正直言って厳しい状況にある」と述べた。

トヨタは7月から「J-100」という国内販売の巻き返し作戦を展開している。「J」は7月と「ジャンプアップ」を意味しており、7月以降は「100」という前年実績を超えていこうというものだ。

7月は中越沖地震の影響で前年割れになってしまったが、「8月は前年比を超えるというレベルを達成できた。9月も順調に来ている。あと10月、11月、12月も前年を超えるというレベルを維持していきたい」と渡辺社長。

とは言うものの、前半(1−6月)の落ち込みが大きく、トヨタの1−8月の国内販売台数は104万台超。07年の国内販売目標が172万台だから、目標達成までにはあと4か月で68万台弱を売らなければならない。

トヨタのことだから、目標達成に向けて大攻勢をかけてくるのは間違いないが、月平均約17万台売る必要があり、渡辺社長が「大変な状況にある」と言うのもうなずける話だ。

《山田清志》

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