フリースケール・セミコンダクタは、静電容量型圧力センサを搭載し、低消費電力で高精度な検知を実現する業界初のTPMS(タイヤ空気圧モニタ・システム)を発表した。
今回開発したTPMSの『MPXY8300』は、フリースケールのシステム・イン・パッケージ技術を使って先進の圧力センサに8ビット・マイクロコントローラ、2軸加速度センサ、無線周波数モジュールを組み合わせた、高集積度で低価格のソリューションを提供するとしている。
MPXY8300は、各ホイールで直接モニタを行うことにより、高精度かつリアルタイムなタイヤ空気圧測定を提供する。車両が動いているまたは停止しているのかを検知する加速度センサを集積しており、特定の回転速度において、あるいはタイヤがまったく回転していない状態でも測定データを送信するようにプログラミングしている。
また、多くの低消費電力技術を応用し、10年を超えるTPMSバッテリ駆動時間を達成した。