豊田通商は、物流関連子会社である豊通物流と三幸運輸を10月1日付で合併すると発表した。
豊通物流は、主にトヨタグループの物流を担当して設立以来順調に実績を重ねてきた。一方の三幸運輸は昨年豊田通商と合併した旧トーメン関連の物流事業を主に担当しており、東京・横浜港湾から海貨業者として営業してきた。
今回の合併の狙いは、東海地区を中心に自動車業界の物流に強みを持つ豊通物流と、関東地区を中心に輸出入海貨取扱い、通関業を展開してきた三幸運輸を統合することで、より高い物流機能、幅の広い顧客サービスを展開するのが狙い。
これにより事業領域の拡大と成長の加速化を図る。合併で新生豊通物流は相互の強みを組み合せ、より強固な機能を確立し、これまで以上に高い付加価値を提供するとしている。