祭に参加できなくなると思って逃走、20歳の男を逮捕

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9日夜、大阪府和泉市内の市道で、男子中学生の乗る自転車に対し、後方から進行してきたクルマが追突した。中学生は転倒した際に重傷を負ったが、クルマは逃走。警察では後に現場に戻ってきた20歳の男をひき逃げ容疑で緊急逮捕している。

大阪府警・和泉署によると、事故が起きたのは9日の午後9時55分ごろ。和泉市尾井町1丁目付近の市道を走行していた14歳の男子中学生が乗る自転車に対し、後ろから進行してきたクルマが追突した。

男子中学生は自転車ごと弾き飛ばされ、頭部などを強打する重傷を負ったが、クルマは現場からそのまま走り去った。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、現場検証中に自転車で現場に戻ってきた若い男が不審な行動を取っていたことから職務質問を実施。この際にひき逃げ陽偽への関与を認めたことから、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

逮捕されたのは、現場近くに住む20歳の男。警察の調べに対して男は「10月に行われる地元のだんじり祭に参加できなくなると思い、怖くなって逃げた」などと供述しているという。

《石田真一》

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