遮断機作動で進路を塞がれた---強引な進入で踏切事故

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9日夜、千葉県茂原市内にあるJR外房線の踏切で、警報機が作動しているにも関わらず強引に進入し、立ち往生した軽乗用車に対して上り普通列車が衝突した。クルマは大破。警察では26歳の男を過失往来危険の現行犯で逮捕した。

千葉県警・茂原署によると、事故が起きたのは9日の午後9時15分ごろ。茂原市渋谷付近にあるJR外房線の踏切で、警報機が鳴動していたにも関わらず、26歳の男が運転する軽乗用車が強引に進入。直後に作動した遮断機に行く手を阻まれて立ち往生した。

男はクルマを捨てて車外に脱出したが、接近していた上り普通列車(勝浦発/千葉行き、8両編成)が衝突。クルマは押し出されるようにして大破。列車の乗客乗員約20人にケガはなかった。

警察ではクルマを運転していた男を過失往来危険の現行犯で逮捕している。調べに対して男は「遮断機が下りる前に渡れると思ったが、進路が塞がれた。列車が接近しているし、怖くなって逃げた」、「どうしてよいのかわからなかった」などと供述しているという。

《石田真一》

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