M(ゼネラルモーターズ)は、11日開幕したフランクフルトモーターショーで、シボレー『カロス』の後継モデルを公開した。
全く新しく生まれ変わった新型モデルは、斬新なエクステリアとワンランク上のインテリアを採用、低燃費を実現した新開発のガソリンエンジンを搭載する。この新型ハッチバックモデルには『アベオ』の車名で、欧州全域で発売する。発売開始は2008年3月の予定。
新型アベオ・ハッチバックには、シボレーが提案した新たなデザイン的特徴がふんだんに盛り込まれた。大きく上下に分割されたラジエーター・グリルにボディカラーと同色のクロスビーム、中央にはシボレーのブランドロゴを採用した。曲線的なクリアガラス製大型ヘッドライトに、バンパーの低位置からスポットライトのような光を放つフォグランプなど、ランプ類も斬新でダイナミックなデザインを採り入れた。
ボディサイドでは、くっきりとしたショルダーラインとし、リアエンドはソリッド感のあるバンパーやクリアガラス製ハウジングに収められた丸型テールランプが存在感を際立たせている。
エンジンは、84hpを発生する新開発の1.2リットルと、98hpまでパワーアップした1.4リットルの2種類のガソリンエンジンを設定、オートマチック・トランスミッションも設定する。