日野自動車は、大型路線バス『ブルーリボンIIシリーズ』の高出力車と中型路線バス『レインボーIIシリーズ』を、新長期排出ガス規制に適合させ、29日から発売開始した。
日野は、2007年2月に日野ブルーリボンIIシリーズの260PSエンジン搭載車を新長期規制適合車として発売しているが、今回300PSの高出力エンジン搭載車も新たに新長期対応を実施した。
日野ブルーリボンIIシリーズは全車が低排出ガス重量車(PM10%低減)認定を受け、主要車型は2015年重量車燃費基準も達成している。
また、日野レインボーIIシリーズも全車が新長期排出ガス規制に適合させた。今回新たにノンステップバスのバリエーションを追加し、全車で低排出ガス重量車(PM10%低減)認定を取得した。
日野はこれでディーゼルバス全シリーズの新長期規制適合を完了したことになる。