鹿島道路は、今月で10周年を迎えリニューアルした東京湾アクアライン「海ほたるパーキングエリア」の床補修に、同社が景観床材カラー舗装として展開する「型枠樹脂カラー舗装(フリースタイル)」が採用されたと発表した。
フリースタイルは、特殊型枠を用いてカラー樹脂モルタルで自由にデザインできるのが特徴で、超早硬化性樹脂を使用しているため早期開放が可能だ。
海ほたるPAは、24時間利用者が訪れ、多くのレストランや売店が営業されているため、約3000平方メートルの施工中、臭気対策として無害な消臭剤を噴霧するなどの工夫を実施した。
また、今回採用された鉄平石張りのデザインには、新開発の薄型型枠を使用し、目地部分である舗装のくぼみをできるだけ浅くし、婦人靴のかかとなどがひっかかることがないよう女性や高齢者に優しい設計を取り入れた。
同社では今後も顧客志向を重視した設計・施工を展開、地下街やアーケード街、店舗内の舗装などをターゲットとして売り込みを強化していく。