スズキが発表した7月の四輪車の生産・国内販売・輸出実績は、世界生産台数が前年同月比3.1%増の19万7873台となり、7月として過去最高だった。
国内生産は同22.0%減の7万9343台と大幅マイナスだった。新潟県中越沖地震の影響で生産を一時停止したため。
国内販売は同10.0%減の5万5178台と落ち込んだ。登録車、軽自動車ともにマイナスだった。軽自動車市場のシェアは0.8ポイントアップの31.7%だった。
輸出は同8.8%減の3万2297台と落ち込んだ。中越沖地震による影響で、欧州向けの『エスクード』、『スイフト』などの生産が遅れたため。
海外生産は同31.5%増の11万8530台となり、大幅に増加した。インド、ハンガリーなどで増加し、13カ月連続プラスで、7月として過去最高だった。