トヨタ自動車は21日『ダイナ / トヨエース』の積載量1t系を一部改良し発売した。クリーンディーゼルシステム「DPR」を採用したディーゼルエンジンを搭載し、2005年の新長期排出ガス規制に適合させた。
ディーゼルエンジン車はDPRを採用した排気量3.0リットルの「1KD−FTV」を搭載し、環境性能と動力性能を向上させた。ガソリンエンジン車は、触媒を改良し、ガソリン、ディーゼルともに、新長期排出ガス規制に適合した。
外観も一部変更し、ラジエーターグリルを水平基調として力強いデザインに変更。室内はパーキングブレーキのレバー位置を変更し、運転席と助手席の間を移動しやすくした。
メーカー完成車「TECS」にも同様の変更を施した。
メーカー希望小売り価格は、ディーゼルエンジン車が252万2100−285万9150円、ガソリンエンジン車が196万7700−219万8700円。TECSは247万4850−334万6350円。