三菱自動車が発表した2007年上半期(1−6月)の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同期比3.8%増の69万3801台となり、順調だった。
国内生産は同9.2%増の40万7733台となり、2年連続でプラスとなった。輸出が大幅に伸びたのが主因だ。
国内販売は同15.7%減の12万2190台と2年ぶり低迷した。軽自動車が2割以上落ち込んだためだ。
輸出は43.0%増の27万7186台で、2年連続でプラスとなった。主力の欧州向けが同58.9%増となったほか北米向けも回復、アジア向けもプラスだった。
海外生産は同3.1%減の28万6068台で4年連続でマイナスとなった。欧州が同23.9%減となったほか、北米も依然として低調で、アジアが微減だった。