ホンダの福井威夫社長は18日に本社で行った年央会見で、2009年から米国市場で発売する新開発ディーゼルエンジン搭載乗用車を、日本市場にも投入する計画を表明した。
福井社長は会見後の懇談で、日本への投入は米国から1年程度遅れ2010年となる見通しを示した。搭載車種などは明らかにしていない。
ホンダが開発中のディーゼルは、米国の「TierII Bin5」や日本のポスト新長期規制などをクリアする次世代クリーンエンジン。直列4気筒とともにV型6気筒の開発も並行して進めている。日本市場向けには4気筒エンジンを採用する計画という。