気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年7月18日付
●セカンドライフ日本語版、仮想世界に商機あり、三越、トヨタ、フジテレビ、PR効果出店相次ぐ(読売・11面)
●NY株 1万4000ドル台初めて突破(毎日・1面)
●中越沖地震、操業不能続く工場も、自動車生産に影響必至(毎日・8面)
●自動車各社、地道にエンジン改良、低コスト 燃費改善小技が効果(産経・8面)
●アイシス12万台リコール(産経・29面)
●日産ディーゼル ハンドル操作不能路線バスリコール(東京・28面)
●ホンダ、アルゼンチンに新工場、小型車年3万台、09年メド、120億円投入 欧米メーカーに対抗(日経・11面)
●ジェットエンジン、ホンダ、米に工場、小型機用、年200基製造(日経・11面)
●三菱自、タイで新型SUV 来年から生産・販売、新工場も検討(日経・11面)
●品質管理システム 海外生産拠点 三菱自が導入(日経・11面)
●メキシコ・台湾小型商用車投入、日産(日経・11面)
●自動車内装材北米に新工場、オカモト(日経・11面)
●チェコに新工場、小糸が大幅増産、ヘッドランプ(日経・11面)
ひとくちコメント
「セカンドライフ」を企業PRなどに利用する動きが急速に拡大しているという。きょうの読売が経済面で報じている。
「セカンドライフ」といっても団塊の世代らがいわゆる「第二の人生」をエンジョイするというものではなく、米国のリンデン・ラボ社が運営するインターネット上の仮想世界のこと。ユーザーは、3次元の街にアクセスし、自らの分身であるアバターを操作してその中で活動することができる。
例えば、トヨタ自動車や日産自動車は、セカンドライフ内にショールームを開設し、新車の「試乗」ができる仕組みなどを通じ、商品PRに活用しているという。すでに欧米を中心に800万人が会員登録しており、この13日に日本語版のサービスが始まったことから「日本人の参加が急増することは確実」(読売)とみている。