ユーシンが業績見通しを修正…最終利益は据え置き

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ユーシンは、2007年11月期の連結通期業績見通しを修正した。

売上高は680億円を見込んでいたが、700億円に上方修正した。また、経常利益は18億円から23億円に上方修正した。主力の自動車部門で、前期の減益要因となった原材料価格の値上がりに対応する売価改善やコストダウン、生産効率の改善による増益効果があったほか、為替が円安傾向で、外貨建売掛金の評価益などの為替差益4億4800万円を計上したのが主因だ。

また、当期純利益は10億円と前回発表したものを据え置いた。投資有価証券売却益などの特別利益として7億5700万円を計上したが、特別損失として棚卸資産廃却などの物流再編成損失7億7100万円、同社製造のキーセットの市場クレームに対する製品補償引当金繰入額2億6400万円の合計11億2500万円を計上した。また、法人税等調整額3億2700万円、法人税他諸税1億8200万円を計上、収益増と特別利益が相殺されたかっこうだ。

《レスポンス編集部》

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