スズキは、手動車いすに電動ユニットを装着した電動車いす『カインドチェア』を一部改良し、3日から発売開始した。
カインドチェアは、電磁ブレーキ付の高性能モーターを採用したジョイスティックレバー(操作レバー)で操作するタイプの電動車いすで、クラッチレバーの切り替えにより手動車いすとしても使用できる。
また、使い慣れた手動車いすに装着して電動化することができるホイールサイズの異なる2種類の電動ユニットも同時に改良し、発売する。
今回の一部改良では、コンパクトに折りたためるフレームを一新し、背もたれの張りを調整できるバックサポートや、肘の高さを調節できるアームサポート、左右に回転して開くフットサポートを採用したことで快適性の向上を図った。また、小型ニッケル水素バッテリーの容量を増やし、連続走行距離を伸ばした。
価格はカインドチェアAC22Aが35万円。