脇見運転が原因の多重衝突 10人が重軽傷

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6月30日午後、山形県寒河江市内の国道112号で、右折待ちをしていた乗用車に対し、後ろから走ってきたトラックが追突。押し出さされた乗用車は対向車とも正面衝突する多重事故に発展した。この事故で子供3人を含む7人が重軽傷を負っている。

山形県警・寒河江署によると、事故が起きたのは6月30日の午後1時ごろ。寒河江市八鍬付近の国道112号で、右折待ちをしていた44歳男性が運転する乗用車に対し、後ろから走ってきた30歳男性が運転する普通トラックが追突した。乗用車はそのまま対向車線側に押し出されたが、直後に走ってきた54歳の男性運転の乗用車がこれに正面衝突。車両3台が関係する多重衝突に発展した。

乗用車2台は大破。双方の7人(うち子供3人)が骨折や打撲などの重傷を負い、いずれも近くの病院に収容されて手当てを受けている。トラックを運転していた男性にケガは無かった。

現場は片側1車線で見通しの良い直線区間。信号機の設置はされていなかった。警察ではトラックの前方不注意が事故の原因とみて、運転していた男性から事情を聞いている。

《石田真一》

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