気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2007年7月2日付
●内閣支持率最低28% 自民支持層でも低下 本社連続調査(朝日・1面)
●ダイムラー、メルセデス・ベンツCクラス7年ぶりの改良(毎日・8面)
●延びる高速網活気ある東海、神尾隆氏らパネルディスカッション(毎日・10面)
●日産、スタバ、ネスレー続々音楽レーベル(産経・3面)
●ライコネン2勝目、琢磨16位、F1フランスGP(産経・24面)
●トレーラーに密造設備、軽油脱税グループ、拠点転々、摘発逃れ(東京・27面)
●景気粘り腰内外需底堅く(日経・1面)
●「下取り価格」1割引き上げ、トヨタファイナンス(日経・5面)
●インド四輪第2工場「フィット」生産も、ホンダ(日経・9面)
ひとくちコメント
安倍内閣の支持率が政権の発足以来、最低を記録したという。きょうの朝日と毎日が全国世論調査の結果を1面トップで取り上げている。
見出しは朝日が「内閣支持率最低28%」毎日は「内閣不支持率52%」。支持率の下落、不支持率の上昇はいずれも森善朗内閣以来のワースト記録だそうだ。
年金記録漏れ問題については74%が「参院選の投票の判断材料にする」(毎日)と答えている。今回の調査でさらに気になるのは男性のほか女性の安倍内閣支持率が32%と政権発足以来最低を更新していることだ。女性に不人気では参院選も危ぶまれる。
しかも週末には久間防衛大臣が原爆投下で不適切な発言を行ったが、今回の朝日、毎日の世論調査には反映されていない。明日以降、他紙も世論調査の結果を報じるとみられるが、安倍内閣にとって明るい材料はまった見当たらない。7月に入って高騰するのはガソリン価格ばかりである。