三菱自動車は、5月の生産・販売・輸出実績を発表した。総生産台数は前年同月比6.5%増の10万8426台と順調に推移した。
国内生産は同14.1%増の5万7532台と、2ケタ増となった。8カ月連続プラスで、国内販売の大幅減を輸出がカバーした。
国内販売は同14.2%減の1万4496台と、大幅マイナスで、6カ月連続マイナス。前年に軽自動車販売が好調で、その反動で落ち込んだ。
輸出は同40.4%増の4万8388台と急増、7カ月連続でプラスとなった。北米向けはマイナスだったものの、欧州向けが同70.3%増となったのに加え、アジア向けも好調だった。
海外生産は同0.9%減の5万894台と微減だった。アジアと北米はプラスだったものの、欧州が同33.5%減と落ち込んだ。