【D視点】たまにはフランス生まれもいかが…シトロエン C4 ピカソ

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「デザイン好き」なフランス人

「芸術の都パリ」---使い古されたフレーズだが、今でもパリはアーティストやファッションデザイナーの舞台となっている。行政も、若手の芸術家のために集合住宅を作るなど、芸術振興に一役買っている。これを、経済効果を見込んだフランス人のしたたかさだと見る人がいる。

しかし、フランスのデコラティブな街路灯をはじめとした公共物や、お菓子のようにメルヘンチックな別荘の建物などを見るにつけ、フランス人は手の込んだ華やかなデザインがないと満足できない気質で、この「デザイン好き」が、芸術に力を入れる原動力だと考えられる。

クルマも例外ではなく、デザインに凝りすぎ一時は経営不振になるくらいの、シトロエンの「デザイン好き」は知られている。が、最近のシトロエンデザインは、意識して抑えているのか、ずいぶん普通になっている。

C4ピカソのインテリアは、これまでのミニバンでは考えられない空間表現で思う存分デザインをしたが、エクステリアデザインは普通に収めた。このバランスは、熟慮した結果なのであろうか?

日本のデザイナーは、“サジ加減の工夫”と言いそうだが、シトロエンのデザイナーは、そのような安易な妥協はしない気がする。何がおこっているのか、ヨーロッパのミニバン事情を探ってみよう。

《松井孝晏》

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