日産自動車の中村史郎常務は14日、小型トラック『アトラスF24』と軽ワゴン『クリッパー・リオ』の発表会の席上、商用車は「これからの日産ビジネスにとって重要なポジションを占める」と強調し、商用車のデザイン戦略について述べた。
商用車もやはりブランドの確立は重要で、これまでの方針を見直すことにした。「日産のLCVはOEM供給されているものがかなりあるが、これらを日産オリジナルデザインものに切り替えていく」と中村常務。
今回発表した『アトラスF24』はまさにそれを具現化したクルマで、日産商用車としての独自性と魅力をデザインで表現したとのことだ。
そして、今年秋に開催される東京モーターショーでは、「商用車の新しい可能性にチャレンジするコンセプトを提案する」と中村常務は力強く語っていた。