飲酒検知拒否で逮捕、でもアルコールは基準値以下

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兵庫県警は28日、警官の求めるアルコール検知を拒否したとして、30歳の男を道路交通法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕した。男は後に検知に応じたが、アルコール分は検出されなかったという。

兵庫県警・西宮署によると、事件が起きたのは28日の午後10時40分ごろ。西宮市池田町付近の市道をパトロールしていた同署員が、歩道をバイクで走っている男を発見。停止させて職務質問しようとしたところ、わずかなアルコール臭に気づいた。

署員が「念のためにアルコール量を測らせてください」と告げたところ、男は「それは困る」と拒否したことから道交法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕した。男は検知拒否が逮捕理由になることを知らなかった。

後に警察署内で検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.05ミリグラムのアルコール分を検出。基準値意化であることから飲酒運転での立件は見送られている。男は摘発の約4時間前に酎ハイを350ml缶で1本飲んだことを認めているという。

《石田真一》

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