日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、日産ライフケアビークル(LV)「アンシャンテ」に搭載する新型スライドアップシート(昇降シート)を開発した。
新型スライドアップシートは、多様化する介護シーンに合わせて使い勝手を向上させたもので、今後順次、適用車種を拡大していく。
新開発のスライドアップシートは、早送り機能の採用により、回転・昇降時間を通常時に対し約20%短縮し、乗車準備及び降車後のシート格納時間を短縮できる。シート下降高さメモリー機能も採用した。利用者の体の状態や体格、車いすの高さに合わせて、シートが下降して停止する高さを設定することが可能になった。
このほか、新型多機能リモコンを標準装備した。従来のシート回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作を可能にした。また、デザインを全面変更し、視認性および操作性の向上を図った。

 
    

 
           
          
 
           
           
          ![自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]](/imgs/sq_l1/2155061.jpg) 
           
           
           
           
           
          