日産ディーゼル、臨時株主総会で完全子会社化議案提出

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日産ディーゼル工業は、ボルボ社の100%子会社のエヌエーによる完全子会社化のための議案を、6月21日開催の定時株主総会には提出せずに、8月下旬から9月上旬に臨時株主総会を開いて上程すると発表した。

エヌエーは、日産ディーゼルに対する株式公開買い付けで96%を出資する親会社となっているが、残りの株式も買収して完全子会社化することを公表していた。

日産ディーゼルでは、今回の定時株主総会への議案提出を見送ることは、エヌエーによる買収の金銭の額を変更するのものではなく、公開買い付け価格と同一基準に基づいて算定した対価を株主に支払うとしている。

定時株主総会での議案提出を見送るため、種類株主総会は行わない。

また、3月末時点で、日産ディーゼルでは少数特定者持株数が90%を超え、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触するため、7月下旬で上場廃止する。

《レスポンス編集部》

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