市光工業06年度決算…最終赤字 リコール対策費用

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市光工業が発表した2007年3月期の連結決算は、当期損益が9億円の赤字に転落した。リコール処理費用の見込み額を特別損失として計上したため。

売上高は同0.6%減の1205億2400万円と減収だった。日産自動車向けが不振で主力の自動車関連部品の売上げが微減だった。

収益では、売上げ微減だったものの、合理化による原価低減などの効果から、営業利益は同52.0%増の32億7700万円と増益だった。経常利益は同41.5%増の41億6200万円だった。

2008年3月期の業績見通しは、売上高が同0.4%増の1200億円、営業利益が同36.6%減の21億円、経常利益が同37.5%減の26億円、当期純利益が10億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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