日本ミシュランタイヤは6月1日より発売を開始する、上級SUV車向けのコンフォートタイヤ『LATITUDE Tour HP(ラティチュード ツアー エイチピー)』を発表した。
「ラティチュード」は今までSUV向けのスタッドレスタイヤに使われていたブランド名だが、今後は『4×4』に代わるミシュランのSUV用タイヤの新ブランドとして、サマータイヤにも展開されていく。当面は4×4も併売されるが、ラティチュードのサマータイヤ第一弾として発表されたツアーHPが、これからのミシュランSUVタイヤの基幹商品となる。
マーケティング部の後藤直美さんは「ラティチュード ツアーHPは、“あふれる上質感”と、“きわだつ安定感”をキーワードに開発された、次世代のコンフォートSUVタイヤです」
「市街地や高速道路などのオンロード主体でSUVに乗るユーザーに向けに、舗装路の安定感を重視しながらも、乗り心地や静粛性といった快適性を追求したタイヤに仕上げています」
「205/70R15から315/35R20まで、33サイズをラインナップしていますので、国産の小型SUVから輸入SUV、またはスバル『アウトバック』のようなクロスオーバーモデルまで、幅広い車種をターゲットにしています」という。
近年のSUV市場は上級志向が強まり、オフロードよりもオンロードの快適性に力点を置くクルマが増えてきているので、ミシュランから発売されたラティチュード ツアーHPは、現代のニーズにマッチしたSUV専用タイヤといえるだろう。