逸脱、正面衝突で外国人5人が死傷

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5日未明、千葉県成田市内の国道408号で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた軽ワゴン車と正面衝突した。この事故で軽ワゴン側の日系ブラジル人男性4人が死傷。乗用車の外国人男性1人が重傷を負った。運転していた男は徒歩で逃走している。

千葉県警・成田署によると、事故が起きたのは5日の午前4時25分ごろ。成田市竜台付近の国道408号で、走行中の乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。直後に対向車線を順走してきた軽ワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは大破。軽ワゴン車に乗っていた日系ブラジル人男性1人が頭部強打で死亡。3人が全身打撲の重傷を負った。乗用車に同乗していたタイ国籍を持つ男性が足を骨折する重傷を負い、負傷者はいずれも近くの病院に収容されている。

乗用車を運転してたのはタイ国籍を持つ男性とみられるが、直後に現場から徒歩で逃走する姿が目撃されており、警察では業務上過失致死傷や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で行方を追っている。

《石田真一》

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