ゼンリンは、同社完全子会社のゼンリン広島を吸収合併すると発表した。6月22日開催の定時株主総会で承認を受けて実施する。
ゼンリンは、グループの業容拡大のため、グループの業務運営の円滑化、資本の効率化を進めており、今回のゼンリン広島の合併は、この一環。国内の重要営業エリアの広島地区で同社が直接業務を行うことで、顧客ニーズに対応、より効果的な営業を展開するとしている。
ゼンリン広島は2007年3月期決算で純資産がマイナス9000万円の債務超過状態に陥っており、これを救済するため、本体で吸収合併する。