泥酔状態で駐車車両に衝突の男、危険運転容疑で逮捕

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佐賀県警は19日、泥酔状態でクルマを運転し、駐車車両に衝突する事故を起こし、2人に軽傷を負わせた36歳の男を危険運転致傷の容疑で逮捕した。男は車内で飲酒していたことを大筋で認めているという。

佐賀県警・鹿島署によると、問題の事故は6日の午後3時ごろ発生している。鹿島市重ノ木付近の市道で、走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱し、対向車線で路上駐車していた軽乗用車に衝突した。クルマは衝突後に加速して逃走。約100m離れた場所に止まっていた軽トラックにも衝突し、ようやく停止した。この事故で駐車中のクルマに乗っていた63歳の女性と、40歳の男性が打撲などの重軽傷を負っている。

衝突側のクルマを運転していた36歳の男は会話ができないほどの泥酔状態。アルコール検知では呼気1リットルあたり0.55ミリグラムという、極めて高い濃度のアルコール分を検出していた。後の調べで、男は現場近くの路上に止めたクルマの中で焼酎を飲んでいたことがわかった。

男は「事故を起こした記憶はない」と供述していたが、警察では「アルコールの影響により、正常にクルマを運転する状態に無かった」と判断。頭を強打して入院していた男の退院を待ち、危険運転致傷容疑で逮捕した。

《石田真一》

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