クラリオンは、「テレマティクス」に対応した業務用車両向けの汎用車載端末『CA-7000』を開発、5月から全国のSI(システムインテグレーション)事業者を通じ、運行管理システムの端末としての採用へ向けた展開を開始する。
現在、コンビニエンスストアチェーンのエーエム・ピーエム・ジャパンの配送車両向けに、日立グループのSI事業者が構築する運行管理システムの、車載端末として製品供給を予定している。
今回開発した端末はカスタマイズ性、拡張性、長期互換性に富む「Linux」をOSとして採用、多様なアプリケーションに対応する各種インターフェース(シリアルポートやCANなど)も備えた。
あらゆる運行管理システムに対応し得る柔軟性と汎用性を持ち、事業者やSIの多様なニーズに的確に対応する。
同社は、このたびのサービスソリューション展開開始に合わせて、日立製作所と連携して、運行管理システムを中心としたソリューション提案を推進する。
システムインテグレーションは、日立製作所オートモティブシステムグループCIS事業部を通じて、日立グループのSI事業者が行う。