第2戦マレーシアGPでマクラーレンでの初優勝を飾ったフェルナンド・アロンソ。一コーナーでポールポジションのフェリペ・マッサをインから刺した後は、後ろを全く振り返ることのない完全勝利だが、本人はこれほどの独走になることを予想していなかったと語る。
「最高だよ。これだけの短期間にここまで成し遂げられたことはうれしい驚きだ。オフシーズンの間に全員が努力してくれたおかげだと思っている。でもまさかこれほど競争力が高いとは予想していなかったよ。信じられないぐらいだ。全員に心からお礼を言いたい」
「勝利への望みが1コーナーにあることはわかっていた。いいスタートを切れたこと、そしてマシンの性能のおかげでトップの座を勝ちこることができた。チームメートが2位になってくれたことで状況はさらによくなったよ」と、レースを振り返ったアロンソ。
レース中には無線が機能しなくなるというアクシデントも発生したが、ピットサインとピットウォールに現れたロン・デニス代表のおかげで無事にピットストップを終了し事なきを得た。
