ヤナセ、東北地区の事故修理中核拠点「BPセンター仙台」を新設

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ヤナセは、アフターセールスビジネスを強化・拡充するため、BP(車両板金塗装)事業を拡大するため、グループのヤナセ東北の宮城野サービスセンター内に「BPセンター仙台」を開設し、営業を開始したと発表した。

同センターは、東北地区の事故車修理事業中核拠点として、事故車修理事業の拡充と、修理品質の向上を目指す。ヤナセは、事故車両の修理作業効率化のため「ヤナセBPシステム」を全国展開しており、札幌・芝浦・横浜・戸田・静岡・小牧・茨木・福岡に加え、今回の仙台の開設でBPセンターは全国9拠点体制となる。

「ヤナセBPシステム」は、パソコンとデジタルカメラを利用し、サービス拠点・内製工場・協力工場をネットワーク化した板金塗装集中管理システムで、1996年に業界で初めて運用を開始し、現在では222拠点、協力工場194社にシステムを導入している。

1998年には損害保険会社と協力、事故車両の画像データにより保険会社側が損害確認、保険協定を実施する「保険インターフェース」機能を追加した。また、2003年には、直接、損害保険会社から事故車修理の依頼を受け、ヤナセ取扱い車種以外の修理にも対応する、「YANASE The Bodyshop Network」加盟工場制度を設立した。この「保険インターフェース」機能や「YANASE The Bodyshop Network」加盟工場制度は、現在、提携の損害保険会社16社が活用している。

ヤナセはこれらのサービスの対象地域を、全ヤナセネットワークへとさらに展開していく予定で、今回のBPセンター仙台も東北地区のBP事業拡大のために開設した。

《レスポンス編集部》

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