【新聞ウォッチ】いすゞ、次期社長に本命の細井行副社長が昇格

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年3月29日付

●能登、交通網復旧急ピッチ(読売・1面)

●いすゞ社長に細井氏、6月就任、経営の若返り図る(読売・10面)

●三井物産、男性にも有給育休8週間(朝日・13面)

●社説:バイオ燃料、「食料と両立」の道筋を(東京・5面)

●道路特定財源見直し作業、建設予算確保に自民“先手” 8月メドに素案、整備計画まず着手(東京・9面)

●自動車制御 トヨタが標準ソフト、IT化加速、安全性高める、開発コストを削減(日経・1面)

●乗用車輸出、3社過去最高、2月単月(日経・11面)

●タカタ、インド生産再開へ、年内メドに単独で現地法人(日経・11面)

ひとくちコメント

いすゞ自動車の次期社長に細井行副社長が就任する人事を固めたという。井田義則社長は代表権のある会長に就任する見通し。きょうの読売と日経が報じているが、発令については読売が6月末の株主総会後に対し、日経は4月1日付と流動的である。

井田社長は2000年12月に就任し、トラック需要の低迷で業績が悪化していたいすゞの経営再建に奔走、赤字体質からの脱却に尽力した。昨年秋にはGMとの資本関係の解消とともにトヨタ自動車と資本・業務提携を結ぶなど新たな経営基盤を築き上げた。

新社長に昇格する細井氏は57歳。73年早稲田大学政経学部を卒業後、いすゞに入社。海外や経営企画畑が長く、02年取締役、06年副社長に就任。井田社長の片腕としてトヨタとの提携交渉の窓口役もつとめるなど、次期社長の本命候補だった。

《福田俊之》

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