【プジョー 207 日本発表】大きくなっただけではない

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プジョー・ジャポンは20日、プジョー『206』の後継となる新型プジョー『207』シリーズを発表した。そのサイズは、4030×1750×1470mm(全長×全幅×全高)ホイールベース2540mmと、206に比べ、195mm長く、80mm幅広く、30mm高く、ホイールベースも100mm長くなった。

フィアット『グランデプント』と並び、全長3800mm前後のライバル車達より一回り大きく、ほとんどBセグメントの上限といったサイズだ。

室内幅は206の1290mmに対して105mmの増加の1395mm、室内高は206の1160mmに対して1210mmと、全高増加分30mmを超える50mmの増加だ。また室内長も、206の1690mmに対して1710mmと増加している。

加えてリアラゲッジスペースは、5人乗り状態で270リットル、2:1の分割可倒のリアシートを座面を前方に折りたたみ、シートバックを水平にすれば、天井までの高さを含めて923リットルの容量が生まれる。

207はボディサイズ拡大に加え、サスペンションのコンパクト化、リアドアのアームレスト形状、さらにパッケージングを煮詰め、Bセグメント最大級の室内空間とラゲッジスペースを実現したといえる。

《松本明彦》

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