スウェーデンの高級カメラメーカー、ハッセルブラッドは、東京ビッグサイトで開催されている「フォト イメージング エキスポ2007」(22日〜25日)にちょっと変わった日産『キャラバン』を展示している。その名は「デジタルオフィスカー」。
「このクルマは移動しながら撮影の画像処理を行うもので、今回の展示会で初めて公開したんです」と説明員。車内には画像処理のための機材が数々設置され、冷蔵庫まで搭載されている。その改造費はなんと約800万円。そして撮影のためのカメラとして、「ハッセルH3D-39」(372万7500円)が積み込まれる。
ただ、このクルマを管理しているのはハッセルブラッドではなく、ライトアップという撮影機材のレンタル・販売を手がけている会社で、「これからお客様の依頼を受けて、撮影に出かけていく」と説明員は話す。
ちなみにその料金は8時間で、キャラバン3万5000円、オペレータ1名3万円、MacG-5/モニター(各1台)3万3000円、ハッセルH3D-39が7万円。ただ、5月31日まではキャンペーンということでフルセット10万円。