第77回ジュネーヴ・モーターショーは18日まで一般公開されているが、この時期市街のショーウィンドーを賑わす恒例のものがある。ショコラティエ、つまりチョコレート屋さんがモーターショーに因んで競作する期間限定商品である。
多くは漫画風にデフォルメしたグランプリカーだが、ときにはクルマ好きの目にもかなうリアルな作品もある。また、ミニカーやチョロQタイプの玩具をセットにしたものもある。いずれも価格は7−20スイスフラン(約700−2000円)くらいだ。クルマ型+スイスチョコということで、土産としてそれなりのポテンシャルを発揮しそうである。
いっぽう市の交通局は往復バス券と入場券をセットにして販売している。もちろん、他のショーでもよく同様の切符が売り出されるが、ジュネーヴのそれは、「クルマなしでモーターショー切符」という大胆な名前が付けられている。
こうした街ぐるみのモーターショー盛り上げは、人々のモーターショー離れが進む昨今、各国の関係者にとって参考になるだろう。
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