ハンドル操作ミスで2人死傷の男に禁固3年を求刑

自動車 社会 社会

2006年4月、新潟県新潟市内で、ハンドル操作ミスから歩道に乗り上げ、2人を死傷させる事故を起こしたとして、業務上過失致死傷罪に問われた26歳の男に対する論告求刑公判が16日、新潟地裁で行われた。検察側は禁固3年を求刑している。

問題の事故は2006年4月21日の午後7時30分ごろ発生した。新潟市沼垂東6丁目付近の市道を走行していた乗用車が道路左側の歩道に突然乗り上げ、歩道を走行していた自転車に衝突。自転車に乗っていた男子高校生2人が死傷した。

クルマを運転していた25歳の男は事故当初は事情聴取に応じていたが、後に失踪。昨年11月に業務上過失致死傷容疑で逮捕。同罪で起訴されていた。

16日に行われた論告求刑公判で、検察側は「被告の過失は重大であり、招いた結果も重大だ」と指摘。裁判所に対して禁固3年の刑を求めている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース