雪に残った足跡---自販機荒らしの居場所を教える

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北海道警は13日、盗み出した重機を使い、自動販売機を破壊して売上金を盗んでいたとして、北海道紋別市内に住む16歳の少年を窃盗容疑で逮捕した。少年は重機を岸壁から海に沈めて証拠隠滅を図ったが、雪に残った足跡から犯行が発覚した。

北海道警・紋別署によると、事件が発生したのは11日の午後11時40分ごろ。紋別市花園町付近に住む人から「重機で自動販売機を破壊しているようだ」との通報が寄せられた。同署員が現場に到着した際、重機はすでに逃走していたが、積もった雪に残されたタイヤ痕を追跡していったところ、紋別港まで行き着いた。しかし、タイヤの痕は岸壁を越えており、証拠隠滅のために重機が海に遺棄されたことが判明した。

遺棄現場の近くには足跡があり、警察ではこれを丹念に追跡した結果、約5km離れた民家へ到着。この家に住む16歳の少年から任意で事情を聞いていたところ、「遊ぶ金が欲しかったので重機を盗み、自動販売機を壊した」と供述したため、窃盗の容疑で逮捕している。

犯行に使われた重機はタイヤショベル(時価約200万円)と呼ばれるもので、この時期は除雪作業にも使われる。少年は市内のガソリンスタンドからこれを盗み出し、現場まで無免許運転して犯行に及んだとみられている。被害に遭ったのは2カ所にある7台の自動販売機と、宝くじの販売店で、警察ではすべてに少年が関わったものとみて、厳しく追及している。
《石田真一》

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