スーパーチャージャとターボを組み合わせたTSIエンジンを搭載するVW『ゴルフGT』には、数多くの魅力的な専用アイテムが採用されている。
エクステリアでは専用のフロントマスクが採用され、他のゴルフよりも精悍な顔つきに仕上げられている。フロントグリルまわりは、「GTI」のようなワッペングリルが採用され、専用のフロントグリルが装着されている。GTIや『R32』のように、中心部分が色分けされていないので、おとなしいイメージではあるが、ひと目でGTとわかるスポーティな雰囲気を放っている。
リヤまわりは大きな変更点はないが、GTIのようにバンパーをカットしてツインテールパイプが顔を覗かせている。また、ホイールも16インチから17インチに拡大されているので、サイドビューも引き締まって見える。
インテリアも大きな変更点はないが、トランスミッションが6速ATからDSGに変更され、シフトレバーまわりが多少変更を受けている。また、ステアリングの左右にはパドルシフトも装備された。
メーターの中にはツインチャージャーの過給状態を表示する、専用のブーストメーターも採用されている。
新しくなったゴルフGTはTSIエンジンとDSGを得て、従来のGTを大幅に上まわるドライバビリティを手に入れている。そして、その走りを予感させるさまざまな専用アイテムも、ゴルフGTの魅力のひとつだ。