【JNCAP 06】新実験場での側面衝突公開は初

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【JNCAP 06】新実験場での側面衝突公開は初
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自動車事故対策機構(NASVA)が行うJNCAPに基づく衝突試験の報道公開は毎年この時期に行われているが、公開範囲は年を追うごとに増えているという印象を持つ。昨年設置された新実験場での側面衝突試験の模様が公開されるのは今回が初となる。

今回の試験では、実験車両へのダミー人形搭載を行うとともに、試験条件を一定に保つための温度調整や管理を行うソーク室も公開されている。昨年もソーク室の公開は行われているが、本試験前の立ち入りは許されず、別日に実施された参考試験の際に人数限定で許可されるのみだったが、今年は本試験前の見学が許された。

側面衝突試験についても、現在の新実験場が稼動してから初めての公開となる。前面衝突試験とは別の走路を使用し、衝突させるものが動く方向も逆となる。前面衝突で使う試験車両が入れられるソーク室は比較的狭いが、側面衝突の場合はソーク室=衝突試験場となるため、かなりの広さがある。

旧試験場はワイヤー牽引されてくるクルマの状態を目視することができたので、シャッターを押すタイミングというものが把握しやすかったのだが、新実験場は衝突の直前までクルマが目視できない構造のため、撮影の難度は非常に高い。カメラマン泣かせの施設といえる。

《石田真一》

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