日野自動車が発表した2006年の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産台数は、前年比3.2%増の10万122台と順調に推移した。
7年連続のプラスで、国内販売はマイナスだったものの、輸出がカバーした。
国内販売は、ディーゼル排出ガス規制強化による特需が一巡したのに加え、競争の激化で、同1.1%減の5万3953台と低迷した。普通トラック販売は同2.1%減の3万3000台で、シェアは1.6ポイントマイナスの30.5%だった。
輸出は同17.2%増の4万8800台で、2年ぶりにプラスとなった。アジア・北米向けが増加した。