運転手が飲酒運転、タクシー会社に行政処分

自動車 社会 社会

国土交通省・東北運輸局は16日、昨年11月に飲酒運転容疑で逮捕された運転手の男が勤務していた青森県弘前市内のタクシー会社に対し、所有する車両の一部を使用停止とする行政処分を実施した。点呼体制の不備なども特別監査で明らかになっている。

同局によると、この会社に勤務する59歳のタクシー運転手の男は2006年11月5日、弘前市外崎4丁目付近の市道で営業中のタクシーを飲酒運転していた疑いがもたれている。

これを受けて同局が特別監査を実施したところ、運転手の拘束時間が長すぎることや、出退勤時の点呼体制に問題があり、これによって勤務中の飲酒運転が見抜けなかった可能性が明らかになった。この会社では以前にも運転手の飲酒運転が問題になったこともあり、行政処分の実施を決めた。

行政処分はこの会社が所有する67台のタクシーのうち、7台を25日間、5台を26日間の使用停止とするというもの。19日付けで実施されるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集