日産自動車の伊佐山建志副会長は、同社本社を横浜に移転する意義について、日産らしさが確保出来ることと、神奈川県内にある同社の研究開発拠点と有機的な連携が取りやすいことを挙げた。
新本社屋に関する記者説明会の中で伊佐山氏は、「非常に激しい国際競争の荒波の中では、日産らしさで勝負していかなければ生き残れない。それには地域性、ルーツが必要であるが、横浜には(創業の地が横浜であることなど)既に日産らしさがある」
「また、神奈川県内には日産の研究開発拠点が複数あり、横浜ならばこれらとより有機的な連携を取りやすい。それゆえに移転する」と述べた。